[レプリケーションの有効化]
スレーブのDBサーバーにログインする。
$ mysql -u root -p
レプリケーションを有効にする。
> CHANGE MASTER TO master_host=’マスターサーバーのIP’, master_port=’3306′, master_user=’レプリケーション用ユーザー’, master_user_gid=’current_pos’;
> START SLAVE;
ちなみ従来の方式のBinlogのポジションを取得して、スレーブの設定をする方式から移行する場合には、下記のコマンドを実行する。
> STOP SLAVE;
> CHANGE MASTEPR TO master_host=’マスターサーバーのIP’, master_port=’3306′, master_user=’レプリケーション用ユーザー’, master_user_gid=’current_pos’;
> START SLAVE;
スレーブとして正常に動作をしているかを確認する。
> SHOW STATUS\G
ログアウトする。
> quit
その他の注意点として、マスターサーバーからダンプしたデーターをスレーブサーバーにリストアした場合に、バックアップファイルにGTIDが含まれていないと、レプリケーションが正常に動作しないので、ダンプする際に「–master-data」オプションを指定する必要がある。
$ mysql -u root -p –all-databases –single-transacion –master-data=2 –events > backup.db
[パラレルレプリケーションの設定]
スレーブのサーバーで下記の設定をすることで、複数のスレッドを使用してレプリケーションすることができる。完全に並列にレプリケーションを実施することができるわではないので、スレッド数に応じてリニアに性能が向上するわけではないけれどもある程度の性能向上が期待できる。
# vi /etc/my.cnf.d/server.cnf
slave_parallel_threads = 4
サーバーの再起動
# systemctl restart mysql