■ 準同期レプリケーションをする場合の設定
[マスターサーバーでの作業]
まずDBサーバーにログインをして、レプリケーションのプラグインをインストールする。ここではMariaDBを使用して準同期プラグインを使用した設定例を書きます。
DBサーバーにログインする。
$ mysql -u root -p
プラグインのインストールをする。
> INSTALL PLUGIN rpl_semi_sync_master SONAME ‘semisync_master.so’;
> INSTALL PLUGIN rpl_semi_sync_slave SONAME ‘semisync_slave.so’;
プラグインがセットアップされているか確認する。
> show plugins;
サーバーからログアウト
> quit
設定ファイルに、準同期レプリケーションプラグインの設定を書きこみます。マスターサーバーでは、安全のために起動時にスレーブを起動しない設定をします。
ちなみにプラグインがインストールされていない状態で設定をするとサーバーの起動に失敗します。
# vi /etc/my.cnf.d/server.cnf
skip-slave-start
rpl_semi_sync_master_enabled=1
rpl_semi_sync_master_timeout=15
rpl_semi_sync_slave_enable=0
DBサーバーの再起動をする。
# systemctl restart mysql
DBサーバーにログインする。
$ mysql -u root -p
スレーブからのアクセスに必要なアカウントを作成する。
> GRANT REPLICATION SALVE ON *.* TO ‘ユーザー名’@’IP(スレーブ)’ IDENTIFIED BY ‘パスワード’;
アカウントの反映をする。
> flush privileges;
DBサーバーからログアウトする。
> quit
MariaDB/MySQLでGTIDを使用してレプリケーションをする方法 その1
MariaDB/MySQLでGTIDを使用してレプリケーションをする方法 その3