サイクリングロードを走っているだけでは面白くないので脇道にそれて、周りを探索した時に立ち寄った、上尾市の原市にある白山神社。
鳥居
拝殿
鎮座地の原市は、江戸初期には原宿とも称し、岩槻から桶川へ向かう道を軸にして、菖蒲への道、大宮道、幸手道、上尾道などが交差する交通の要衝であった。「風土記稿」によれば、地名の由来はかつて吉野領原村の内であった当地に市が立ったことによるという。
社殿の傍らにそびえる神木の欅は、樹齢300年とも言われる古木でその見事な枝振りは、境内の神さびた雰囲気をいっそう際立たせている。
口碑によれば、創建は江戸初期に布教に来た白山の修験者が、越前加賀一宮白山比咩神社の分霊を、当地に祀ったことによるという。先に記した街道のうち幸手道は日光街道の脇往還で、白山の修験者は、この道筋を通って当地を訪れ、村人たちに白山比咩大神の神徳を説いたのであろう。
別当の妙厳寺は、比企郡市ノ川村曹洞宗永福寺末で、竜淵山と号した僧大洞存奝により延徳元年(1489)に開基されたという。当社は明治初年に無格社とされた。
写真を取り忘れたけど、神社の境内に、種類はわからないけれどアヒルみたいな鳥を散歩させている人がいた。紐をつけないでも飼い主の後ろをついて行っていて、逃げてしまったうちの犬より頭がいいなと思ってしまった・・・
そういえば鳥って初めて見たものを親だと思ってついていく習性があるとか昔、中学の時の英語の教科書で見た覚えがあるな。