Squidの情報を、CactiとかZabbixとかでデータを取得するために、SNMPを有効にする手段を調べたのでまとめてみた。
■ Squid側の設定
まずSquidでSNMPを有効にする、この例では、コミュニティネームは、publicを設定した。セキュリティ的には、別の名前にしたほうがいいみたいだね。
ポートはすでにNET-SNMPなどが起動しているとポートがかぶってしまうので、適当な使用されていないポート3401を設定した。
またNET-SNMPのPROXY機能を使ってNET-SNMP経由で情報を取得するので、localhostからのみアクセスを許可する設定をする。
# vi /etc/squid/squid.conf
acl snmp_public snmp_community public
snmp_port 3401
snmp_access allow snmp_public localhost
snmp_access deny all
サーバーの再起動をする
# service squid restart
■ SNMP側の設定
SNMPの設定ファイルに、SquidのMIBの定義を読み込む設定をする。SNMPの詳しい設定は、こちらにまとめました。
# vi /etc/snmp/snmpd.conf
# Load MIB
mibs +SQUID-MIB# SNMP Proxy
proxy -v 2c -c public localhost:3401 .1.3.6.1.4.1.3495.1
CentOSのMIBの定義は、下記のディレクトリにある。
/usr/share/snmp/mibs/SQUID-MIB.txt
サーバーの再起動をする。
# service snmpd restart
[参考書籍]
英語版だけど、Proxyサーバーを設定するにあたって役に立ちました。なんで日本語でまともな本が出てないんだよ・・・